東南アジア出張
あっというまに10月に入り秋の気配が漂う今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、先月の18日から約2週間、インドネシア、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナムに出張してまいりました。
目的は新規開拓です。
当社は海外にも輸出しておりますが、アジアにおいては台湾、韓国がメインの市場で、東南アジアの市場はこれから開拓というところです。
やはり日本製の工具は高価であるということもあり、販売が難しいところがあるのですが、成長著しいインドネシアやベトナムにおいて当社製品の拡販をめざしたいところです。
旅程としては
日本→インドネシア(ジャカルタ)→シンガポール→タイ(バンコク)→カンボジア(プノンペン)→ベトナム(ホーチミン)→香港→マカオ→香港→日本
このような形でした。
全般的な印象としては、東南アジアは華僑の影響力がかなりあるな、ということでした。
どこにいっても中国語が飛び交うわけです。
経済面に関しては華僑を無視してビジネスはなかなか難しいのではないかという印象を受けました。話には聞いていましたが。
これから10年くらいかけてゆっくりとでもいいから中国語を勉強しようかと思いました。
しかしねえ、中国語って発音が難しそうだからなあ・・・
いわゆる四声っていうんですか、あれが難関かな。
東南アジアの市場全般に言えることだと思いますが、工具に関していえば中国製、台湾製の製品がかなり多いです。
ジャカルタの工具マーケットの様子
今回の出張では工具を取り扱っている現地商社に対して当社の製品をオファーしてPRしたわけですが、その中でも可能性を感じさせたのはベトナムでした。
ベトナムは北はハノイ、南はホーチミンが中心都市となっておりますが、ことビジネスに関しては南のホーチミンが中心となっているようです。
ホーチミン市内
ベトナムでオファーした商社の社長さんが、圧着工具についてよく知っておられる方でしたので、今後のマーケティングに期待ができそうです。
ハノイ市内の工具街の工具屋さん
この工具街はハノイの中心にあるのですが、ことごとく中国製や台湾製ばかり。圧着工具については日本製は皆無。
中国製の1.25、2、5.5、8、14スケアが圧着できるタイプのもので約1500円くらいの価格帯で売られていました。
こりゃ競争にならん。
やはり、日系などの工場、造船関連などといった工場ルートの開拓に力を入れたほうがよさそうです。職人さん向けには価格面で厳しい。
そして、ベトナムのビール HA NOI
熱帯の国ではやはりビールがおいしいです。個人的にはシンガポールのタイガービールが一番好きですね。
程よい苦味と香り、それでいて炭酸飲料を飲み干すような感覚の軽やかさ。
東京の汐留にシンガポール料理の店があるのですが、そこではタイガービールの生が飲めますよ。
汐留シティセンターにある海南鶏飯というお店です。
http://www.hainanchifan.com/hainanchifan/index.html
帰りは直行便ではなかったので、香港経由で帰国しました。
てか、これはマカオ。マカオに工具街があるという話でしたので、行ってみました。
看板を見ると電工材料と書かれております。電材店ですね。
マカオを後にし、香港に戻り、帰国の便に乗るため香港の空港に行きました。
そこで昼食
チャーシュー麺ですよ
香港には日本の味千ラーメンが進出してるんですね。中国本土にも店舗があります。
いよいよ帰国です
台湾上空を通過して日本へ帰国
今回は約2週間と長期の出張でしたので、最後のほうはかなり疲れてしまいましたが、新しい市場を開拓していていくことは楽しいですし、今回はその可能性が見えたということで有意義な出張でした。
中国語勉強しよう!