マーベルの後付け用よび線 MW-4030とMW-340Sの違いについて
お疲れさまです。
昨日は幕張メッセで大規模な展示会がありました。
今回の展示会の私の最大の関心事は、このブログでも何度も登場している、後付け通線用のよび線、マーベルスネークラインS、MW-340Sの売れ行きでした。
売れるだろうなとは思っておりましたが、予想以上に売れました。
このよび線はヘッドが細いことが特徴です(φ4.5㎜)
つまり、後付け通線にぴったりなわけですが、後付け通線用のよび線といえば、すでにジェットラインSH(スリムヘッド)、MW-4030がありますよね。
↓こちらはMW-4030
ヘッド部分(φ4.5㎜)
MW-4030もMW-340Sも両方ともヘッド部分はφ4.5㎜です。
では、両者の違いは何なのか?
こちらはMW-340S
MW-4030は3本のより線で線径がφ5.4㎜(30メートル)、MW-340Sは線径φ3㎜の単線(10メートル)とφ4.5㎜(30メートル)の複合(途中でかしめてある)タイプであることが最大の違いですね。
途中でかしめられている。オレンジがφ4.5㎜、グリーンが3㎜
つまり、MW-4030でも入らないような場合に、MW-340Sをお使いいただければ・・・というコンセプトで開発されました。
3㎜のグリーンの線で通り道をつくってやって、オレンジの4.5㎜で押し込んでいく・・・というイメージです。
だったら、ヘッドも細く、線径も細いMW-340Sが一本あればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、細いということはMW-340Sは主に弱電関連の用途で威力を発揮するということですね。
MW-4030とMW-340S、両方お買い求めいただいて、使い分けていただくというのが理想的な使い方です。
MW-340Sでも通らなかったら、もうだめだ!ということですね。
後づけ通線をしないときは、スタンダードタイプのジェットラインタイガーなどをお使いください
今回の展示会では、MW-4030とMW-340Sを両方お買い求めいただくユーザーさんがいらっしゃいました。
あるいは、既にMW-4030をお持ちのユーザーさんが、MW-340Sをお買い求めになるケースもありました(聞き取り調査をしたところ、MW-4030でも入らない現場があるとのこと)ので、よび線も使い分けをするということがPRできたかなと感じております。
ユーザーの皆さん! よび線も使い分けの時代ですよ!(笑)